ボカコレ開催まで日が無いので、いろいろ飛ばしてしまいますが、イベントの案内を含めながら、どうして私が、
今、ボカロとの関わり方は人生設計において重要です。
とか
日本人全員、義務教育を受けた人はボカコレ参加を目指した方がイイ
とか言っているのか核心にせまっていこうと思います。(^^♪
今、コロナ禍を経てアーティストの生活様式は激変しています。
在宅が当たり前になり、デジタルコンテンツを使って作品を創作するクリエイターが激増しました。
法人だけでなく個人でも能力のある方が活躍できるようになり、縦社会の中で不遇であった「モノづくり」が出来るスキルが輝きを持って見られています。
このあたりの働き方改革については、ちょっとした動画にまとめていますので、遊び感覚で見て頂けると幸いです。w
個人の作品や特技を披露する場をいち早く提供してきたのが、ドワンゴ社のニコニコであった事は疑いようの無い事実だと思います。今でこそYOUTUBEやインスタ配信は当たり前ですが、20年前にいまのような時代を想像できた人はほんの一握りでしょう。
表現の自由は認められていても、表現するために資金力や人脈が必要だったことで、結局は若いクリエーターは苦労してきました。しかし、年齢や経歴に関係なく実力勝負の世界が目の前に広がったことで、やる気になった若者が沢山いたわけです。
いよいよ核心ですが。
「歌う」「踊る」
ということが、人間本来の持つ「本能」や「本性」「生きがい」「生命」に関わる
重要な営みだということが、コロナで制限されて、ようやく心から感じられるようになったのです。
まぁ、ここまで大げさに言わないまでも、そういうニコニコが推し進めているイベントが日々の生活やお金を稼ぐことに多忙で忘れてしまった人間本来の姿、大切なことを思い出させてくれていると感じています。
多分、聴いている側100%だったらそんな事思わなかったでしょう。
中でも1番顕著なのがTikTokでしょうか。
自分がボカロ曲つくる前、いわゆるビフォアボカロPの時は、あの訳わからないダンスを披露する女の子を見て、「バカ丸出しやなぁ~!」って、思っていたわけですよ。ところが、アフターボカロPになると・・・
「おお、なかなかいい振り付けしてるじゃん、選曲センスもいいね!」
となる訳です。もう全く180度違う感想ですよね。( ゚Д゚)
ようやく2年前にそういう感覚が入って、偏見みたいなものは無くなりましたけど、
いわゆる自分が心地イイと思えるゾーンがめちゃくちゃ狭くなっていることに気づかされたのです。
あの小澤征爾さん指揮のヴェートーベン交響曲第6番を聴いた日に「一生、ライブ音楽を大切にしよう」と思いましたけど、TikTokで楽しそうに歌って踊っている若者の姿を見て、文化が変わって来ているぞ~こりゃ大変な時代になったなと感じ取れたのがようやく2020年になってからでした。
会社勤めをしながらエクセルとかワードとか一連のスキルはありましたが、ボカロの世界にはそんなPCスキルをスキルと言わないスーパーマンが沢山いました。
作詞作曲、動画作成、グッズ制作、モーションキャプチャ撮影から、文字起こし配信、コスプレに歌唱に海外進出までありとあらゆるプレゼンの要素を1人でやっているボカロPが本当に沢山いることに驚きました。
一冊紹介しますが、この本にはそういう「ボカロP」と言われる人たちの生態が結構詳しく描かれていて、作曲中につまずいたりしたら休憩中に読んでいました。
ネット時代のボカロP 秘伝の書 単行本
そして・・・
こういうスキルを身につけることが、次の時代を生き抜く鍵になるかもしれない。
なんとなくですが、数年前ボカロ曲を聴いたり本を見ながらそう思ったのです。
そして、ボーカロイドのイメージで、初期のボカロは慣れないと聴こえないという悪魔のような曲も多かったですが、AI活用が推進され 人間らしさを感じられるソフトウェアで作ったボカロ曲がたくさん出てきていたというのも私が参加しようと思えた一つです。
余談ですが、それ以前にMP3の音に慣れるのに数年費やしました。ww しかし今、自分の曲をMIXするとなんかMP3が一番メリハリ効いて聞こえたりして、もうFLACやWAVの非圧縮じゃなきゃとか言いながらCDリッピングしていたころの自分からは考えられ無い変貌を遂げています。www
とにかく、ボカロ曲を1曲作るというイベントにとんでもなく多くの学びがあるんですね。
そして、そのアプローチ手段は人それぞれでよいんです。
自分の場合、音楽素人でしたから、まずキーボードでコードを理解するところからスタートしました。でもある人は歌から、ある人はイラストから、ある人は動画制作からでも全然OKだと思うのです。その1つ1つに作る喜びがあり、日本人らしい細やかさやサービス精神が散らばっていて、本当に面白い世界だと思います。
そして、最大の核心オチですが。
ボカコレ参加は「ボケ防止になる!」
特に子育て世代の年配者や年金組には強くおすすめしたいですね。
楽器や作曲作業は手先を使いますよ~♪
ボケる前に手を使い頭を使い、コミュニティを形成し、老後に備えよと。ww
それから、「自分だけは大丈夫」と変な自信を持ってボケている人いますよね。
特に大きな会社に勤めている人に多い(?)のですが、仕事の話は熱心だけど、
それ以外にネタが無くて、一緒に飲むとマジつまらない・・・ってやつです。
こういう人にとっても十分、リハビリになりますww
自分のアイディアを形にしてゆくのは確かに簡単でない部分もありますが、
今の世の中、素人には素人なりの関わり方がありますから大丈夫です。
作品を批判したりするのではなく、ひとつのイベントとして盛り上がれるのがボカコレのよいところでしょう。
最終的にはランキングが発表され、順位がつくのですが、イベントのタイトルは
「ボーカロイド・コレクション」
であり、ボーカロイド・デスマッチではありません。
みんなで持ち寄って、みんなで楽しむという趣旨のイベントです。
プロもいれば、私みたいな素人もいてそれぞれに楽しみ方があります。
さて、ようやく「ボカコレ」の説明です。
少し、運営のHPから引用します。
一緒につくろう。
『The VOCALOID Collection(ボカコレ)』はボカロ文化をきっかけに生まれたインターネット等で活動するクリエイターやユーザー、企業などボカロに関わる全ての方が参加できるボカロ文化の祭典です。
そのため、『VOCALOID』をはじめとしたさまざまな音声合成ソフトウェアやそれを彩るキャラクターたちの作品全てにおいてボカコレへの参加が可能です。
ニコニコネット超会議からスピンアウトしたイベントとして2020年冬から開催され、新作ボカロ動画が集まるランキング企画や、企業やメディアとのスペシャルコラボ企画など、ボカロ文化の祭典として様々なコンテンツを通しクリエイターとユーザーが共に主役になれるネット最大級のボカロイベントです。本サイトでは、参加できる企画や生放送情報など、ボカコレにまつわるイベント情報を発信しています。
【対象となるソフトおよびニコニコでのタグ】 VOCALOID、初音ミクNT、UTAU、CeVIO、歌うボイスロイド、NEUTRINO、SynthesizerV、VoiSona…などすべての合成音声ソフトウェア。
まずは試聴することから始めてみられてもよいかもしれませんね。
もちろん、自宅でコーヒーでも飲みながら♪
ボカコレ(曲)が終わると次は歌コレ(歌)と踊コレ(踊り)のイベントに移行してゆきます。この歌コレ、踊コレで使われる楽曲の多くがボカコレで注目された楽曲だったりします。いい曲や注目の曲がAdoさんのような歌い手と出会って世界に羽ばたくきっかけになったりもします。
もう一回言います。
日本人全員、義務教育を受けた人はボカコレ参加を目指した方がイイ
人生の中で自分の仕事以外で、プロと同じ土俵に立ったことありますか?
また、プロの方、自信作がアマチュアに埋もれてアマチュアから「元気出してください、私は〇〇さんの作品好きです」って励まされた事ありますか?
全て受け入れてしまえば、
メチャクチャ面白いと思うのですけど。
ぜひ、サラリーマン、看護師さん、日ごろ優越感に浸って誰かにマウント取ってる偉い人、誰とも会話せずにアルバイト頑張っている学生、寝たきりで気力が出ない、食べ過ぎて膝が痛い、飛行機が嫌いで新幹線で過ごす時間が結構ある、園児に告られた・・・などいろいろあるでしょうが、そのすべてが曲になります。
予選無しのいきなり全国区ですが、1曲作ってしまえばあなたも今日から「ボカロP」仲間です。これって、凄くないですか?!(^^)!
まずは、ボカコレを応援してみてください。
作り手のメッセージを受け取ってください。
きっと、あなたにも刺さる曲があると思いますよ。
それから取り組んでも遅くありません。
ボカコレをうまく自分の中にアサインしてください。
では、何曲か私のハートに刺さった曲を紹介して今回の記事の〆にしたいと思います。
お題「この曲、心がささくれてる時に聴くと良いよ!」 - はてなブログ
最後に、お知らせです!!
私、6MARUも出品しますので、2月22日 19:00になったらぜひ聴いてくださいね!👇
https://www.nicovideo.jp/watch/sm43362663
youtu.be
この記事を最初から読まれる方はこちらからどうぞ!
ボカコレ知ってますか? ① - 6MARUのオタク活動日記 - YOUもオタ活! (hatenablog.com)