さて、ボカコレの話に戻ります。
いよいよボーカロイド・コレクション2024冬まで数日ですが、いま多くのボカロPさんたちが最後の仕上げに掛かっていると思います。(がんばれー)
まぁ、かくいう自分もなかなかマスタリング(最終の音仕上げ)がうまく決まらず、ああでもないこうでもないと既に10回以上録り直しています。
あ、これを話していると長くなりますね。
結論から申し上げると。
私は、【日本人全員、義務教育を受けた人はボカコレ参加を目指した方がイイ】と思うのです。
まぁ、現実的にそんなことはありえませんけど、そう言えるくらい私の中でこのボカロP活動というのは面白くて、革命的で、大好きな事になってしまったのです。
ボカコレの話の前にどうしても書いておきたいことがありますので、もう少しお付き合いください。それは、私が音楽を好きになったきっかけと聴く人から弾く人にチャレンジした経緯です。
先日、世界的なマエストロである小澤征爾さんが亡くなりました。
私は小学生の時に父親に連れていってもらった初めてのオーケストラコンサートが小澤征爾さんの指揮でベートーヴェン交響曲第6番「田園」だったのですけど、その時にメチャクチャ感動したというより、心底ビックリしたんです。
「こんな、凄い音楽があるんだ!!CDと全然違うやん!」
そして、子供心に決めた事がありました。
一生、この感動を忘れたくない!生の音楽を聴き続けよう!と。
で、ここがポイントなのですが・・・・
聴き続けたのですけど、楽器を弾いたり、歌を歌ったりはしなかった訳です。w
それで、普通に学生して、社会人になって、結婚して、子育てしてだんだん行けるライブの数も減ってきたけど、それでも特にインディーズアーティストの曲を聴くのが楽しくてよくライブハウスに行っていました。(お財布に優しいというのもポイント)
箱の雰囲気を堪能したら、次はオーケストラの凛とした空気、次は飲みながらのんびり聴く民謡やJAZZ、というローテーションでそのどれもが自分にとっては至福の時間です。
でも、数年前にコロナでライブ行けなくなりましたよね。。。
ライフワークとしていた「ライブに行く」という事ができなかったときに、自分にとってものすごくストレスが掛かっているなぁ~というのを感じました。
コロナ禍で最初にやったことは図書館やレンタル店からCDを借りたり、アマゾンでインディーズアーティストや海外のクラシックCDを買いあさるという事でした。
CDをFLACやWAVデータに変換してSSDやHDDに保管したりしていましたが、途中で何をやってるのか分からなくなり、いまではCDはCDのまま墓場まで持っていく覚悟を決めました。ww
とにかく、数十年間「聴く」ことだけは案外時間を費やしてきたのですが、生音を聴かない時間が1年も2年も続いた事はなかったので、なんだかポッカリ心に穴が空いたような感じになりました。
(続く)
ボカコレ知ってますか? ③ - 6MARUのオタク活動日記 - YOUもオタ活! (hatenablog.com)